葉酸は妊娠前から摂取するべき?
妊娠初期には欠かすことができない栄養素が葉酸です。
赤ちゃんの健康な成長のために必要な栄養素なのですが、実は妊娠前からしっかりと摂取したいものなのです。
赤ちゃんの成長にとって必要だと言われている時期は、妊娠初期です。
赤ちゃんに先天的な異常が現れるのは妊娠初期だと言われていて、特に中枢神経系は妊娠7週目までに異常が起こることが多いと言われています。
妊娠7週目と言えばよほど注意深く体温をチェックするなどしていなければ、まだ妊娠したことに気づかない人もいる時期です。
遅い人は妊娠3か月を過ぎてわかる場合もありますが、そのようなケースでは赤ちゃんにとって葉酸が一番必要な時期が終わってから妊娠がわかってしまうのです。
どれだけタイミングをはかって妊娠のために努力をしていても、確実に妊娠をするタイミングは誰にも分りません。
ある日突然妊娠がわかって「葉酸を摂取していなかった!」と慌てるよりも、妊娠前から葉酸を摂取しておけば安心です。
また、葉酸は赤ちゃんを望んでいてもなかなかできないという女性にとっても有効だと言われています。
不妊の女性は本人が気づかないうちに貧血になっている人が9割を占めているとも言われていて、葉酸はその貧血の改善を手伝ってくれます。
貧血が改善されれば血行が良くなり、不妊の原因だとも言われている冷えの解消にも繋がります。
葉酸を摂取しはじめてすぐに効果が出るわけではありません。
体質の改善にはそれ相応の時間が必要です。
そのため、赤ちゃんが欲しいと思ったタイミングから継続して摂取しておくことで、妊娠しやすい身体作りとともに、お腹の中の赤ちゃんの健やかな成長をサポートすることができるのです。